最近
良寛逸話館絵本をいただきました
(*^-^*)📚
出雲崎出身の画家で館長の曽根さん
自らがお描きになった
良寛さんの逸話がたくさん載ってる絵本です
16 良寛逸話館 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)
その中で一つ
ご紹介します
月の兎(良寛さんの長歌)
むかしむかし
兎と狐と猿が森で仲良く修行をしていました。
🐇 🌳 🦊 🌳 🐒
その話を聞いた仏様は
どこまで修業が進んでいるか
見に行ってこようと
旅のおじいさんに姿を変えて
三匹の所へ行きました。
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・
私は昨日から何も食べるものがなく
お腹が空いて もう歩けません…
どうか何か食べるものを恵んでいただけませんか?
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それを聞いた三匹は
早速食べ物を探しに森に入って行きました。
🌳 🌳 🌳
しばらくして
お猿さんは木の実をたくさん採って来て
どうぞと差し出しました🐒
🌳 🌳 🌳
狐さんも🐟を捕って来て
差し出しました🦊
🌳 🌳 🌳
しかし
兎さんは
何も差し上げるものを見つけることができませんでした🐇
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・
・
そこで
兎さんは
お猿さんと狐さんに
落ち葉を集めたき火をしてくださいと頼みました
そして
炎が高く燃え上がったとき
うさぎさんは
どうぞ私をお爺さんに差し上げます
と言って
燃え上がる炎の中に飛び込みました
・
・
・
それを見ていたおじいさんが仏に戻り
何て命を無駄にしたことか
たとえ他のものを救うためとは言え
皆 この世の中に必要な命として生まれて来たもの
何一つ無駄な命は無いのです
🌼
兎さんにはほんとうに
可愛そうなことをしてしまったが
多くの人が
兎さんのやさしい心と命の大切さを思い出してくれたなら
決して無駄になったとは言えまい
・
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・
そう言って
仏様は兎さんを抱いて 天の住まい 月へ
上がって行かれました
🌕🐇
最近ちょっと
いろいろ続き
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良寛さんは
悲しい思いをした人に
「月を見るごとに この兎を想いなさい」
と諭されたそうです
🌼 🌼 🌼 🌼 🌼
月に兎がいるという
お話の元になったということです
🍀 追 伸 🍀
桜塘誌令和10号 ようやく完成しました !
13日以降からお配りできます♪
がんばりましょう
🌸(*^^*)🌸